令和3年度 茨城県へのふるさと納税(いばらき応援寄附金)の実績
本県へのふるさと納税に多くの皆さまからご理解ご協力をいただき、誠にありがとうございました。
令和3年度の寄附金の受入実績等をご報告します。
令和3年度の寄附金の受入実績
応援メニュー | 件数 | 寄附金額(千円) |
---|---|---|
災害ボランティア活動の支援 | 274件 | 6,194 |
犬猫殺処分ゼロを目指す取組 | 435件 | 9,048 |
偕楽園「左近の桜」の復活を目指す取組 | 148件 | 12,434 |
がん対策の推進 | 74件 | 1,515 |
働く親のための保育等人材確保 | 166件 | 3,767 |
子どもたちの教育環境の充実 | 417件 | 8,971 |
芸術・文化の振興 | 72件 | 1,732 |
農林水産物のブランド化 | 160件 | 3,719 |
令和元年東日本台風(台風第19号) | 7件 | 52 |
その他県政全般 | 446件 | 9,613 |
合計 | 2,195件 | 57,045 |
※1件の寄附申込みで複数の応援メニューを選択した場合、それぞれの応援メニューに件数を計上し、寄附金額は按分して計上しています。各応援メニューの件数の計と合計は一致しません。
令和3年度 各応援メニューの分野における施策の実績
茨城県では、皆さまの応援をいただきながら、様々な施策に取り組んでいます。
令和3年度における茨城県の施策の実績の一例をご紹介します。
※事業費は令和3年度歳出事業費を記載しています。寄附金額と事業費とは必ずしも一致しませんのでご了承ください。
災害ボランティア活動の支援
茨城県では、様々な被災者支援の担い手と連携・協力し、災害ボランティアが活動しやすい環境を整備するなど、災害ボランティア活動の支援・促進に取り組んでいます。
皆様からお寄せいただいた寄附金は、「茨城県災害ボランティア活動支援基金」に積み立て、災害ボランティア活動支援事業に活用させていただきます。
令和3年度は、災害ボランティアセンターの運営を効率化するシステムの整備・運用などに活用しました。
主な事業
茨城県災害ボランティア活動支援事業 (R3事業費 402千円)
(社福)茨城県社会福祉協議会による災害ボランティアセンターの運営支援に資するシステム「いばらき型災害ボランティアセンター運営支援システム(IVOS)」の整備・運用等に対し補助を行い、災害ボランティアセンターを効率的に運用する環境を整備しました。
犬猫殺処分ゼロを目指す取組

茨城県では、「茨城県犬猫殺処分ゼロを目指す条例」に基づき、市町村や関係機関等と連携を強化し、犬猫の殺処分ゼロを目指す施策を推進しています。
地域猫活動等の普及啓発により茨城県動物指導センターへの収容頭数を減らすとともに、犬猫の譲渡推進などにより、令和元年度から譲渡適性があると判断できる犬猫の殺処分頭数がゼロを維持しておりましたが、令和3年度には譲渡適正のない犬についても殺処分ゼロを達成しました。
引き続き、飼い主への適正飼養等の普及啓発や収容動物の譲渡を推進し、犬猫殺処分ゼロを維持してまいります。
主な事業
譲渡犬猫サポート事業 (R3事業費 24,909千円)
茨城県動物指導センターに収容された犬猫を譲り受け、新たな飼い主を探す活動を行っている団体等に、寄附金を活用して同センターから譲渡した犬猫408頭分の飼育管理費の一部を支援しました。また、同センターにおいて犬猫139頭の不妊去勢手術を行い譲渡につなげるとともに、同センターから譲渡した犬猫のうち、民間動物病院において実施された702頭の不妊去勢手術費用を支援しました。
偕楽園「左近の桜」の復活を目指す取組

偕楽園の「左近の桜」は、昭和38年に植樹されて以降、長年にわたり県民の皆様に親しまれてきましたが、令和元年9月9日台風15号により、倒木してしまいました。
この復活に向けて、皆様からお寄せいただいた寄附金は、「茨城県緑化基金」に積み立て、令和4年度以降に実施する植樹環境整備や育成管理等に活用させていただきます。
主な事業
左近の桜の復活に係る植樹環境の整備、育成管理等
好文亭からの景観改善のための樹形、樹高の管理等
がん対策の推進
茨城県では「茨城県がん検診を推進し、がんと向き合うための県民参療条例」等に基づき、がんによる死亡者数を減少させるとともに、がん患者とその家族を支援し、がんになっても安心して暮らすことができる社会を実現することを目指して、がん対策を推進しています。
皆さまからお寄せいただいた令和3年度の寄附金は、「茨城県がん対策基金」に積み立て、令和4年度以降に実施するがん対策推進事業に活用させていただきました。

主な事業
いばらきがん患者トータルサポート事業 (R3事業費 32,927千円)
がんの治療に伴う脱毛等により就労を含めた社会参加に支障が生じるがん患者さんを支援しました。令和3年度にお寄せいただいた寄附金約151万円を活用して、令和4年度に76人のがん患者さんの社会参加をサポートしてまいります。
働く親のための保育等人材確保
子どものいる親が安心して働けるように、子育て支援サービスを充実するための、保育士や幼稚園教諭の復職支援などの財源に活用しました。
主な事業
保育・幼児教育人材復職支援事業 (R3事業費 12,342千円)
保育士や幼稚園教諭の復職を支援し、保育・幼児教育人材の確保を図ることができました。
子どもたちの教育環境の充実
子どもたちの教育環境充実のため、少人数教育の拡充や私立高等学校等の授業料・入学料の減免など保護者負担の軽減事業の財源に活用しました。
主な事業
少人数教育充実プラン推進事業 (R3事業費 1,196,341千円)
茨城県独自の少人数教育を実施し、県内すべての公立小中学校等で、「わかりやすく楽しい授業づくり」や「児童生徒に寄り添ったきめ細かな指導」の充実を図ることができました。
私立高等学校等授業料等減免事業 (R3事業費 133,484千円)
私立高等学校等の生徒等が経済的理由によって教育機会を失うことがないよう、各私立高等学校等が行う授業料・入学金減免事業に対して補助を行い、保護者の教育費負担の軽減を図ることができました。
芸術・文化の振興
芸術・文化は、心の豊かさや活気に満ちた生活を創造するうえで大きな役割を果たします。寄附金は交流イベントの開催や、芸術・文化の振興事業の財源に活用しました。
主な事業
アーカス・プロジェクト推進事業 (R3事業費 5,489千円)
芸術を活かした地域づくりとして、アーティストへの創作活動の支援や様々な地域プログラムの実施などにより、人材の育成や身近に芸術を体験できる魅力ある地域づくりを図ることができました。
農林水産物のブランド化
茨城県は、全国上位の生産量を誇る農林水産物が数多くあります。
これらの豊富な農林水産物を、より多くの消費者の方々に知っていただくため、ブランド力の向上や、認知度を上げるためのPR活動の財源に活用しました。
主な事業
食農連携推進事業 (R3事業費 10,583千円)
大手食品企業と産地との新商品開発に向けたマッチングを実現させることで、新たな価値を生み出し、県産農産物の利用促進とイメージアップを図ることができました。
令和元年東日本台風(台風第19号)
令和元年10月に本県を直撃した令和元年東日本台風(台風第19号)については、死者・行方不明3名、全壊被害146棟など甚大な被害をもたらしました。
皆様からお寄せいただいた寄附金は、被災された方への応急仮設住宅の供与の財源に活用しました。
その他県政全般
茨城県では、「第2次茨城県総合計画~『新しい茨城』への挑戦~」に基づく政策・施策を着実に進め、基本理念として掲げる「活力があり、県民が日本一幸せな県」の実現に向けて取り組んでいます。
お礼の品でいばらきをPR
本県では、平成30年度から百貨店の高島屋と連携し、県外在住の寄附者の皆様へのお礼の品として、メロンや常陸牛などの県産品を贈る取組を行っております。
この取組を通じて、本県の施策や県産品の認知度、魅力度、ブランド力のアップなどを図っています。

アールスメロン

常陸牛

豊水梨

ほしいも
